幼い頃のコレクションを大人になって処分した

私は、服のタグや値札をとっておくのが習慣になっていました。
その期間はなんと約20年。今もやっています。
一番最初のきっかけは、母の教えでした。
もしかしたら返品するかもしれないから、すぐにタグや値札を捨てるな!という教えです。
もちろん何度も着てから返品なんてことはしないです。
けど、そう教えられたことで、なんとなく今になっても服を買った時の罪悪感があるんですよね…。
まあ、それは置いておいて。
最初は「置いておけ」と言われたから置いていたのですが、次第にそれが楽しくなってきました。
中高生の頃はあまりファッションに興味がない方で、大手スーパーの衣料品売り場で買えるような服を着ていたのですが、どこかに遊びに行ったときにどうしても着たいなぁと思った服は自分で買いました。
スーパーじゃなく、服専門店(?)みたいなところに親を連れて行くのが恥ずかしかったんですよね。
なので、自分のお金で買えないものは我慢していました。
ある日、自分で見つけたお店で買ったお洋服についているタグに、私は目を輝かせました。
なんかおしゃれ!
白い厚紙にサイズと値段と組成しか書いていない、細いプラスチックみたいなので繋がったタグがついたお洋服しか着ていなかったのに、
あのお店で買ったお洋服のタグは、ボールチェーンで繋がれている!
タグ自体に色や模様がついていたり、タグ自体が紙じゃなくて布みたいなやつだったり、おしゃれなフォントで店名が印刷されていたりして、
可愛い!とっておきたい!
となったのです。
ちょっとみすぼらしいと思われるかもしれませんね…。
厳しい家というか、「返品するかも」と子供に教えるような親なので、多分ちょっと変な感覚を持っているんだと思います。
そうやってタグと値札、たまについている布とボタンを保管しつづけ20年近く…
この度、処分しました(笑)
保管していた袋の周辺を片づけていたんですけど、周辺はすっきりした、けどそのタグの袋だけぱんぱんになっている…
ものすごい違和感があったんですよね。
その袋の中に入っているのは一体何年前の服のタグなのか?今このタグが必要な理由はどこにもない!
そう思って、一気に袋の中をひっくり返しました。
出てくるわ出てくるわ、懐かしいやつ。
覚えていないものもあるのですが、布とボタンを見て「あっ、これは大学1年のときに買ったカーゴパンツ」と鮮やかによみがえる記憶もありました。
ただ、20年近く集め続けたタグの山を見て、「これは取っておこう」そう思ったタグは一枚もありません。
可愛いなと思うタグはたくさんあるのですが、昔のように、タグを宝物のように思うことはできなくなっていました。
なんだか少し寂しいですね。子供時代は、ビー玉は何よりも宝物でした。そんな感覚。
でも、ボタンはとっておきました。特徴の強いものでなければ、この先着る服に使うことができる可能性がありますから。
ケチかな。これも親の教え。
これからは、タグを溜めないようにしようと思います。海宝の力 500円